私が「働き方の見直しをしたい」と考え始めた2つのきっかけ

ワーママ生活

私は、息子が小1の冬に前職を退職して働き方を変えました。

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私が「働き方を変えたい」と考えるようになったのには、2つのきっかけがありました。
それはどちらも何か大きな出来事ではなく、日常のささいな光景でした。

 

時短→フルタイムへの経緯

第一子の息子を出産したあと、9ヶ月で復職し、最初の1年は時短勤務、その後2人目の産休に入るまでは3年間フルタイムで働いていました。

復帰1年目は保育園に入れず、保育ママさんに預けていて保育時間が短めだったこともあり、時短必須でした。

 

初めてのワーママ生活で、時間の制約の厳しさをひしひしと感じる日々。

仕事内容は出産前とほとんど同じでしたが、自分の中ではまだ「ワーママ生活の中ではできないこと」に対する割り切りができず、以前のように仕事をこなせないモヤモヤや焦りが募っていました。

それに加えて、時短勤務では驚くほど給料が低くなる現実。

 

これらが合わさって、私の中では「保育園に転園したらフルタイムにする」と決めたのでした。

 

フルタイム就業中の駐輪場でのできごと

翌年、無事に保育園に転園し、フルタイムに。

当時のタイムスケジュールはこんな感じで、7時20分に家を出発して19時に帰宅していました。

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保育園の送迎もあるため、家から駅までは自転車で行っていて、駅の駐輪場を使うのは朝7時半、夜18時45分頃。

利用している駐輪場は、ママチャリコーナーがあるのですが、私が利用する時間は、朝も帰りもそれほど混んではいなく、スムーズに出し入れできていました。

 

フルタイムに戻した最初の1年は、ただひたすらその生活リズムを回すことに必死でした。

また、当時大きめの仕事を任せてもらっていて、「残業はできないけれどもフルタイムになったし、ワーママでも仕事をこなせると証明したい」と肩ひじ張って仕事をしていました。

 

あとになれば、いろんな焦りや承認欲求の塊だった気がするのですが、当時は「ワーママでもこの規模の仕事を回してがんばっている自分!」みたいな酔いもあったかもと思ったりします。

 

フルタイム2年目に入った頃、ふとあることに気付きます。

 

「朝、客先直行などで遅め(8時半過ぎ)に駐輪場を利用すると、停めるスペースがないほどママチャリが大量にある」

「保育園からのお迎え要請や用事などで、日中や夕方早めに駐輪場に行くと、やっぱりママチャリが大量にある」

 

これを何度か経験したあとでようやく、

「そうか、多くのママたちは、もっと遅い時間に出勤して、早い時間に退勤しているのか」

ということに気付きました。(遅い)

 

自分だって復帰1年目は時短勤務にしていたのに、それさえ忘れていたくらい日々に必死でした。

 

改めて考えてみると実は、

「保育園も朝も帰りも延長の時間帯で合同保育しか見たことがない」

「なんなら、担任の先生とも会えることはとても少ない(先生が早番or遅番で延長の時間にいるときだけ)」

ことにも気付きました。

 

これに気付いたのが息子3歳半(2歳クラスの後半)。

当時、

・2人目を考えていたこと
・小1の壁ついても気にするようになっていたこと

から、「2人目ができるまではなんとかこのまま頑張り、その後は働き方を見直していこう」と考えるようになりました。

 

2人目産休に入って見た光景

ようやく2人目を妊娠したのが息子年少の秋。

妊娠トラブルもありながらも、「あと〇ヶ月で産休!」ということを励みになんとかフルタイムのまま乗り切りました。

 

そして息子が年中のGWから産前休暇に入りました。

産休中でも17時までは保育園OKとのことだったので、これまでの19時お迎えから17時お迎えの生活に。

 

その生活が始まってから目に入ってきた光景に衝撃を覚えました。

 

「迎えに行くと保育園にまだお友達がたくさんいる!しかも合同保育じゃない!」

「夕方、小学生たちが遊んだり、習い事に向かってる!」

「お迎え後、帰宅してもまだ明るい!」

 

今になれば当たり前の光景なのですが、19時お迎えの世界しか見ていなかった私には、そんな日常の光景がとても新鮮かつ衝撃だったのです。

 

さらに帰宅後、テレビで夕方のニュースやEテレの幼児番組が見れるということさえ衝撃でした。

当時、息子がEテレの「わしも」をよく見ていたのですが、「わしも」の歌を聞くと当時の感覚がよみがえってきて、なんだか泣けてきます。

 

また、平日の日中に出歩くようになって、

「小学生ってこんな時間に学校から帰ってくるんだ」

ということも知りました。

 

こうして小学生の生活も目の当たりにすることによって、

「息子が小学生になったら、働き方を見直したい」

と本気で考えるようになりました。

 

とは言っても、それは「おかえりと言える生活をしたい」というほどの高望みではなく、
「せめて時短勤務ができる生活を」という目標をたてました。

 

その後の働き方

その後、娘を出産。9ヶ月の育休を経て復帰。

元の職場に時短で復帰し、2年弱働いたあとに転職して、週4時短会社員+フリーランスとなりました。

 

会社員としての業務は出社でしたが、週1日フリーランス活動の日は在宅だったため、息子は学童なしや早帰りで帰ってきたり、お友達と家の行き来をして遊ぶという経験もできました。

 

今はさらにコロナを経て在宅勤務の日が多くなり、さらに理想としていた働き方に近い生活を手にしています。

 

上記の駐輪場や産休中の光景を知らなければ、きっと私はずっとフルタイムで突っ走っていたのではないかと思います。

 

もちろん自分に合う働き方は人それぞれです。

ただ、過去の私は、自分の生活や働き方を正当化したいあまりに、見落としていたものが多かった気がしています。

 

きっとこの先また働き方を変えることもあるでしょう。

それがどんなきっかけで訪れるかはわかりませんが、大切なものを見極めながらしっかりと判断していきたいと考えています。